会社情報

代表からのご挨拶

弊社は1957年、私の祖父が69歳の時に創業しました。当時は東レ株式会社三島工場の専属協力会社として、払下げ・不要資材の売買や工場構内の運搬を主に行っており、祖父は毎日神奈川県の鵠沼から東海道線で三島に通っておりました。東レのテトロンの生産量が年々拡大するのに伴い、弊社も順調に業績を伸ばし、工場内の作業を増やすとともに、顧客からさまざまな要望を受けるようになり、それに応える形で新たな事業部を立ち上げていきました。
作業部門、食品部門、産業資材部門、工事部門という今日の弊社の形は、祖父の代から脈々と受け継がれた「挑戦」というDNAにより創られたものです。創業以来、多くの従業員が新しいことに挑戦し、日々努力を積み重ねた結果、今の私たちがあります。

食品部門は2009年、三島市からの依頼を受けて「みしまコロッケ」の冷凍食品を開発したことをきっかけに、地域の農水産品を使った商品開発に力を入れるようになりました。従業員が考案したオリジナル商品が続々と誕生し、2019年には商品開発を担当する開発営業課も設立。展示会やイベントにも頻繁に参加するようになり、社内に新しい活力を生み出しています。2023年2月からは東京営業所を開設し、三島、伊東、神奈川との4拠点体制で営業基盤の拡大を図っています。作業部門と関係会社の富士サービスは、顧客の生産性向上に寄与するために、専門人材の育成と組織のさらなる強化に努めています。産業資材部門は、舟艇資材から現在ではキャンピングカー用品、キッズクッション、飲食店等の内装に製造分野を広げ、大型物件の仕事も増えてきました。工事部門は国が進める国土強靭化、防災・減災の取り組みに呼応し、専門とする法面保護工事の体制を強化し、営業展開を進めています。 　

2022年1月に、冷凍とろろや和惣菜を製造する長泉町の富士物産が新たにグループに加わりました。製造技術を生かして今後グループ内での食品事業の付加価値をさらに高めていきたいと考えています。

このような異業種の事業展開を支えているのは従業員一人ひとりの力です。弊社はこれからも、従業員を大切にし、全員が活躍しチャレンジできるような仕事を生み出し、地域社会の発展に努めてまいります。

株式会社東平商会　代表取締役